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アナログメディアをクリアなデジタルに。

磁気テープは劣化します。 そのまま再生するとテープを破損する事があります。 当社では磁気テープに記録した貴重な音源を再生するにあたり、まずは乾燥(熱)作業を行う事をお奨めしております。これによりテープに負担を掛けずに無理なく再生でき大切な記録をよみがえらせる事が出来ます。

もちろん乾燥(熱)作業のみだけでなくアーカイブ作業・簡易コピー作業も受け付けておりますのでご希望が御座いましたらお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

■磁気テープの乾燥(熱)作業
古い磁気テープは経年劣化により再生に支障を与えることがあり、テープの破損、
再生機の破損などを引き起こし大きなトラブルを招くこともあります。
そこで当社では磁気テープを再生する前に乾燥処理(熱・オーブン)をすることをお奨めしております。また、当社で使用している乾燥機は大手日本メーカの日本製を使用しております。温度管理、作業時間の管理も厳重に行われますので安心して作業を行えます。
※一般的に熱処理(乾燥)作業を"オーブンに入れる”、”釜入れする”、”釜焼き”・・・と表現する場合がありますが、全て同一の作業工程を表しています。

磁気テープの乾燥処理による修復について

磁気テープは粉末状の磁性体をテープ状のフィルムに、接着剤で塗布または蒸着した記録媒体です。 テープを長期保管をすると空気中の水分と化学反応を起こし、テープの表面に粘着性の接着剤が溶け出してきます(ベタつき)。
そのまま再生機で再生しますと再生ヘッドによりテープ表面の磁性体がはがれ落ちテープを破損するおそれがあります。
一度磁性面が剥がれると二度と修復は出来なくなり再生できません。
こういうトラブルを避けるために、再生する前に専用の乾燥機(オーブン)を使用し、一時的にテープを乾燥させ粘着性を低減させる必要があります。低温で数時間暖めることで粘着質の水分を乾燥させ、テープを安定させます。
乾燥処理をしたテープは1ヶ月ほど効果は続きますが、それ以降再生する場合は同じく乾燥処理を再び行うことが必要になります。また熱処理を行うことで、テープに付着したカビも取り除くことが出来ます。

テープ劣化によるトラブル
  • 1. テープ表面の不純物によりテープや再生ヘッドに傷がつく。
  • 2. 磁性体剥離(ハクリ)によるデータ損失。
  • 3. テープ貼り付きによるヘッド及びテープ走行系へのダメージ。
  • 4. テープ走行不安定による、音のこもり、音揺れ、デジタルエラーの発生、画像の乱れ。

テープの劣化による状態や見分け方。(熱処理の必要性※)
  • 1.箱を開けると酢酸(酸っぱい)の臭いがする。(必要度A)
  • 2.バックコーティングがされているテープ(必要度A)
  • 3.画像が乱れる(ビデオ)(必要度A)
  • 4.再生回転数が遅くなる、音がこもる。(必要度A)
  • 5.テープ自体が湿っぽい。(必要度A)
  • 6.今後も長期保存する予定である。(必要度A)
  • 7.CDやDVD等の製品の素材とする。(必要度A)
  • 8.湿度の管理をされていない場所に保管してある。(必要度B)
  • 9.テープを再生するとヘッドに薄く茶色い(磁性体)汚れが付く。(必要度B)
  • 10.カビが生えてる。白っぽくなっている。(必要度C・・・ビデオやDAT(回転ヘッド)の場合はA*)
  • 11.テープがビニール袋に入れて保管してある。(必要度C)
  • 12.テープに編集箇所がある。(必要度C)
  • 13. 長期間再生していない。(必要度C)
  • *回転ヘッドを用いるビデオ系のテープやDATは少しのカビや不純物でヘッドにつまり再生機を壊す心配がありますので熱処理による修復は必然です。

    ※熱処理必要度の目安
    A・・必ず必要です。
    B・・今後もテープを長期保存する場合は必要です。
    C・・問題なく再生できれば必要なしです。

熱処理による効果の持続時間
熱処理(オーブン)による作業の効果は一時的なものです。
アーカイブ(復刻)などの作業を行う場合は効果の大きい「熱処理後1ヶ月以内」に行ってください。
なお、熱処理を行うことでテープの状態が安定しますのでその後長期保存する場合も効果はありますが、再生する場合は再び熱処理を行うことをお奨めします。

■乾燥処理によるリスク・効果について
熱処理をすることによりテープ自体を破損することはありません。
ただし、一部のリーダーテープでは収縮する場合がありますが再生には問題は生じません。
また編集箇所のスプライシングテープの粘着性がなくなることがあります。
この場合、再度新しいスプライシングテープで補修する必要があります。

    ・テープの劣化状態によっては熱処理(オーブン)の効果が得られない場合もあります。 また、以下の物には効果はありません。
  • 1. テープが変形している。・・・すでにテープ自体が伸びてしまったり、ヨレヨレになった物。
  • 2. 破損(剥離など)したテープ。・・・すでに破損(剥離)した部分は熱処理では修復不能です。
  • 3.一部のテープでは経年劣化の進行が早く、熱処理でも修復出来ないテープもあります。

■テープ検査について
当社で熱処理行う場合、作業の効果を調べるために一部のテープを再生機で再生し、状態を確認することがありますのでご了承ください。また、状態によっては1度の処理では効果が薄い場合がありますので、その場合は複数回熱処理を行うことがあります。

料金と納期について
テープ熱処理料金表

料金

1本 3,000円 + 税

納期

平均 5〜7営業日

※テープの本数、状態により変動がございます。詳細はお問い合わせください。

対応テープ
オーディオテープ各種・ビデオテープ各種 その他はお問い合わせください。
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